Kanto Gakuin University
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本学では、全学的・組織的・継続的にFDを支援、推進していくために、高等教育研究・開発センターを設置しています。これまで高等教育研究・開発センターでは、様々なFD支援活動の企画や実施、学部・研究科の教育改善の支援等を行い、本学の教育の充実と発展に寄与してきました。
しかし、昨今の高等教育を取り巻く環境の変化は、年々厳しくなっています。喫緊の課題としては、オンライン授業の実施や ICT の活用があげられます。大学における授業のオンライン化は、コロナ収束後も発展した形で継続していくでしょう。これまでの授業とは異なるあり方を柔軟に受け入れつつ、時間と距離を越えるオンラインの特性を生かした教育活動を考え、実現する必要があります。
対面授業もまたニューノーマルの時代に即した形で、さらなる充実を図らなければならないでしょう。その一助として ICT の活用も視野に入れる必要があります。
各大学は、このような新たな方法に対応した教育の質保証に関する仕組みを構築しなければなりませんが、今後は大学個々ではなく、他大学とも連携し取り組んでいくことが必要でしょう。本フォーラムを通じ、先進大学の事例を学ぶだけではなく、加盟校と連携・協力し、さらなる FD 活動の推進、ひいては教育改善、教育の質の向上・転換を図り、最終的には学生の学びの向上につなげていきたいと考えています。
新任教職員を対象とした研修会にて活用しております。今後、全学や各学部等で実施するFD研修等にも活用を拡げていきたいと考えています。
●過去のFD活動の様子
●過去のFD活動の様子
本学では、組織的FD活動として、以下のような実践を行っています。
全学的な教育支援体制に関する諸施策の企画及び開発することや、組織的かつ継続的に教育内容及び教育技法の改善を支援し、本学の教育の充実と発展に寄与することを目的に、2013 年度より高等教育研究・開発センターを設置しています。同センターは、この目的を達成するため、FDに関する大学全体の取組みを企画・運営するとともに、学部・研究科に対するFD活動の支援を行っています。
春学期(前期)および秋学期(後期)にそれぞれ実施し、アンケート結果および各科目の結果に対する教員のコメントを公開しています。2017年度からは、Webを利用したアンケートに移行しました。
6月(春学期)と11月(秋学期)に2週間の「公開授業週間」として位置付け、専任教員が原則、すべての授業の公開を実施し、結果を取りまとめて公開しています。
2020 年度よりFD推進委員会を設置し、全学的なFD活動についての情報共有やFD活動の推進の検討を進めています。
また、講習会や研修会等を通じて、オンライン授業についての紹介や学習支援システムの使い方及び授業の事例紹介を行っています。
新任教職員および希望する教職員を対象として、年数回実施しています。
全学部・大学院研究科にFD委員会を設置し、学部等の特性に応じたFD研修等を実施しています。
具体的には、「CPの基礎理解」「DPとCPの整合性を確認する方法」「カリキュラム改善に係るFD研修」の研修会講師を担当しています。
また、大学院研究科に対し、学位論文審査に関するルーブリックの開発・導入を支援しています。
神奈川大学、横浜国立大学、横浜市立大学と本学の4大学合同で、毎年1回FDをテーマにフォーラムを開催しています。
センターの活動記録は、ニューズレター、年報等にまとめ、発行を行っています。