2013年度第5回教学実践フォーラム
高校と大学を『つなぐ』
2013年度から、高等学校の新学習指導要領が実施(数学と理科は2012年度から先行実施)
されました。この改訂では、OECDのPISA調査などの結果を受け、基礎的・基本的な知識技
能の習得や思考力・判断力・表現力の育成をめざし、教科内容も増加しています。大学では
この新学習指導要領のもとで教育を受けた生徒を2016年度(数学と理科は2015年度新入生)か
ら受け入れることとなります。
いうまでもなく、大学で必要な学力の基盤は高校までの教育にあります。大学は、様々な入
試選抜方式で高校までの個々の教育成果を測り学生として迎える一方で、「学習者中心の教
育」を実践するためには、実際の高校教育の内容や課題を踏まえてその教育の内容を組み立て
る必要があるといえます。そして、そのためは、高校・大学関係者が互いの教育現場の課題を
理解し合うことが大変重要です。
本フォーラムでは、話題提供者に一般の高校教員と本学附属の高校教員を迎え、高校現場
の「英語」と「国語」を切り口に、高校・大学関係者間で高大接続教育の課題を深めます。
とりわけ、一般高校と附属高校という設置形態の異なりで生じる指導方針の相違とその特徴的
な高大接続課題、一方で、高校現場として共通に抱える高大接続課題について共有します。こ
れにより、高校と大学の相互の教育を一連のものとして捉え、相互の教育改善議論に資する場
としたいと思います。
司会
接続教育支援センター長 山岡憲史教授
開会の挨拶
教育開発支援センター長 沖裕貴教授
話題提供者
・溝畑保之氏(大阪府立鳳高校)[英語科]
・吉田明弘氏(京都市立紫野高校教頭)[国語科]
・宮田忍氏(立命館守山高校)[英語科]
・岩崎成寿氏(立命館宇治高校副校長)[国語科]
総合討論
ファシリテーター
教育開発支援センター長 沖裕貴教授
コメンテーター
教育開発支援センター副センター長 安岡高志教授
閉会の挨拶
◇日時 :2013年11月6日(水)18:30~20:30
◇会場 :立命館大学
朱雀キャンパス(601東会議室)
衣笠キャンパス(至徳館304東会議室)
びわこ・くさつキャンパス(コア第4会議室)
◇申し込み方法:2013/10/30(水)までに、メールにてお申込みください。
タイトル:「11/6 教学実践フォーラム」
本文:①ご所属②お名前(フリガナ) ③出席を希望されるキャンパス
宛先:fd71cer@st.ritsumei.ac.jp